新サービス「Nplus」を試してみた

UPDATE: 2023-6-27 9:00 am

カテゴリ:サービス紹介

執筆者:大和田 克 (Writer:Owada Suguru)

 

新サービス「Nplus」のご紹介

 弊社は新サービス「Nplus」を公表予定です。「Nplus」は従来のNPMServicesがリーチしていなかった日常業務の負担を軽減したり、個別銘柄に対するより精緻な分析を可能にすることを目指しています。
 今回は、そのような「Nplus」を実際に使いながら、「Nplus」がどのような機能を有しているのか、「Nplus」を使うとどのような「嬉しさ」があるのかをまとめていきます。

Nplusの「嬉しさ」をPickUp!

  • 「Nplus」は4つの機能で個別銘柄分析のための情報収集を大幅に軽減します。
  • 「Nplus」で会社予想、東洋経済予想およびコンセンサス(IFISコンセンサス)を基に銘柄の決算情報を簡単に収集できます。
  • 決算予想情報の変遷を辿って予想・実決算情報の公表・改定と株価の関係性を分析できます。
  • 「Nplus」は高速なWebアプリであり、インターネットさえあればPC、スマホまたはタブレットからいつでもアクセスできます。

開発進行中のアプリのため、WEB画面表示が現状と異なっている可能性があります。
お客様の意見を積極的に取り入れ、機能追加・改修により利便性を日々追求している結果です。ご意見・ご要望など随時検討致しますので、お気軽に弊社までご連絡下さい。

1.「Nplus」の4つの機能

Securities銘柄の株価・指標情報を表示
Pair2銘柄のペアの相対比較
Earnings実・予想決算情報を効率的にチェック
Revision予想決算情報の改定履歴
Document使い方動画・各記載項目についての説明

①“Securities”

「Nplus」には4つの機能があります。その1つ目がSecurities機能です。Securities機能ではデータ基準日における個別銘柄の最新指標値が一覧表示されます。これをある指標値(列)でソートしたり、特定の条件でフィルタリングすることができます。

デフォルトでは【図2-1】のように証券コード昇順で全銘柄が表示されます。
また特定の列の左側にカーソルを合わせると矢印ボタンが現れ、それを押すことでその列の値でソートすることができます(押した回数で昇順・降順に変わります。)。

【図2-1】前日騰落率でソートした場合

特定の項目で表示させる銘柄をフィルタリングすることもできます。

【図2-2】フィルタリング項目
1銘柄コード「7201」のように銘柄コードを指定して該当銘柄を表示させます。
「I+特定値」で指数を表示させることも可能(例:INK225で日経平均株価、ITSE1でTOPIX)
2銘柄名入力した文字で部分文字検索
3決算発表日(From)データ基準日より『最長2か月前』~『最長翌月末』の間で指定
4決算発表日(To)データ基準日より『最長2か月前』~『最長翌月末』の間で指定
5業種指定した業種(東証33業種またはJ-REIT。複数指定可)に該当する銘柄
6時価総額①1兆円以上 ②5千億円以下 ③1千億円以下 
④5百億円~1千億円以下 ⑤5百億円以下
7その他①当日決算発表済み:決算発表済みの銘柄
②コンセンサス乖離がある:東洋経済予想またはコンセンサス情報が存在し、それらと会社予想とに乖離がある銘柄
③コンセンサス変化がある:コンセンサス情報が存在し、その改定が過去にあった銘柄
④自社株実施企業:自社株買いを公表している銘柄
【図2-3】「決算日(過去)=2023/6/30」でフィルタリングした後に
発表時間昇順でソートした結果

また各行の左側にある『Earnings』・『Revision』・『Pair』列の各ボタンを押すとその行の銘柄をEarnings機能/Revision機能/Pair機能で呼び出した画面に遷移します。

さらに定期的にモニタリングしたい銘柄群(たとえばファンド構成銘柄)をcsvファイルとして準備しておけば、「CSVから銘柄取込み」ボタンを押下し当該csvファイルを選択することでモニタリング対象銘柄をフィルタリングすることも可能です。

なおNPM Managerから出力した構成銘柄ファイル(CSV)を修正なしに読み込むことができます。(前の画面で取込みしているファイルは、このCSVです。)

②“Pair”

Pair機能はペア・トレーディングを想定し、ある2銘柄の特定期間(直近3か月、6か月、1年、2年、3年)の累積リターンおよびスプレッドの推移を表示します。
また弊社側で選定したペアについて、スプレッドやエッジ(特定期間の最大スプレッドを1としたときの相対スプレッド値)、相関係数も併せて表示しています。

図3】ペアの例:LONG銘柄をトヨタ(7203)とした場合

③“Earnings”

個々の企業の業績情報を一覧表示します。ここには本決算(四半期決算)情報に加え、会社発表決算予想、東洋経済決算予想およびコンセンサス情報(IFIS Japan提供)も表示されます。たとえばトヨタ自動車(7203)※基準日は前営業日 を例にとって解説します。

・ベーシック

財務基本情報と決算期ごとに重要な情報を一覧で表示しています。収益分析や決算チェックに活用してください。

【図4-1】ベーシック 表示画面

・本決算(第1四半期/中間決算/第3四半期累積)

【図4-2】本決算 表示画面

上段には①本決算情報(データ基準日時点では2023年3月期)が記載されます。その1期前(前々期実績)の実績値、前々期からの成長率、各種予想(会社発表値、東洋経済予想値)や事前コンセンサスとの乖離具合が表示されます。

次に中段には②今期決算情報(データ基準日時点では2024年3月期)が表示されます。データ基準日におけるガイダンス(会社発表の予想値)は最上部に灰色でインデントされて表示されます。これに対する各種予想(会社発表値、東洋経済予想値)やコンセンサスの値やそれらとの乖離が表示されます。ここでは東洋経済予想の方がガイダンスよりも楽観的な利益値を予想していることが分かります。

下段には③中間予想の情報が表示されます。ここでは会社予想値はなく、東洋経済予想およびコンセンサスのみが表示されています。

本決算のみならず、第1四半期、中間決算または第3四半期累積値を表示させることもできます。これらそれぞれにおいても会社発表値、東洋経済予想値またはコンセンサス(ないしそれらとの乖離)、同四半期時点における将来四半期の予想情報などが表示されます。

【図4-3】第1期四半期 表示画面
【図4-4】中間決算 表示画面
【図4-5】第3四半期累積 表示画面

④“Revision”

Earnings機能ではデータ基準日時点における最新の本決算や今期決算の実績値・予想値を確認することができます。他方で過去の予想値の変更履歴を見たい場合も考えられます。
このときにはRevision機能を使用して下さい。

Revision機能では、指定した個別銘柄の利益情報を改定日降順(最新日から最古日)で一覧表示することができます。以下の図5-1はファーストリテイリング(9983)の決算情報改定履歴を表示させたものです。

【図5-1】ファーストリテイリング(9983)の決算情報改定履歴

【図5-1】に表示されている右上グラフで直近2.5年間における株価推移と累積リターンの推移を確認することができます。同グラフ内には★で予想値の改定があった時点が表示されます。

【図5-2】ファーストリテイリング(9983)の直近株価推移
(【図5-1】内グラフを抜粋拡大)

2.アクセスのしやすさ

「Nplus」はWebアプリケーションで、スマートフォンやタブレット端末からアクセスすることができます。

【図6】スマートフォン(画像はiPhone・横向き)からの閲覧例

3.「Nplus」はこのように使います

「Nplus」は、毎朝の銘柄に関する情報をチェックする際が、「Nplus」を1番有効に使えるタイミングです。日々のトレードやファンド構成銘柄の管理のために、観測記事のファクトチェックや決算発表日前の今期予想をチェックできます。

《事例1》本日決算発表予定銘柄の本決算や今期予想を事前にチェック

【図6-1】2023/6/23時点:本日の決算発表予定

《事例2》ファンド保有銘柄(時価総額)降順にMarket情報を日々チェック

【図6-2】登録済みの銘柄情報にて日々チェック

4.おわりに

「Nplus」は、従前のNPM ManagerやReporterがファンド・ポートフォリオの分析に重点を置いていたのに対し、個別銘柄の分析に焦点を当てています。
 会社予想、東洋経済予想およびコンセンサス(IFISコンセンサス)を基に銘柄の決算情報を簡単に収集できます。また決算予想情報の変遷を辿って予想・実決算情報の公表・改定と株価の関係性を分析できます。
 更に「Nplus」は高速なWebアプリであり、インターネットさえあればPC、スマホまたはタブレット端末からいつでもアクセスできます。

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